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【 CONTAX G1 + Biogon T* 2.8/28 】
自分がこの機種を手に入れた経緯、さらには購入指針のようなものを書き記したい。
CONTAX G1およびB28は、中野にあるカメラの大型販売店での中古品であった。しめて5万以下である。もともとAF一眼レフのPENTAX MZ-5を使用しており――バイト代を初めてつぎ込んだ――、しかし未熟さゆえの飽きによってここ数年死蔵状態にあった。
写真撮影を再び始めようと思ったきっかけは春に公開されたある映画の影響で意欲が増したことである。とはいっても意欲が空回りすることも良くある。既にカメラをタンスの肥やしにした経験上気持ちの足固めをしっかりすることが大事だと思い、機種選定以外の部分でも色々吟味することにした。
まず『何を撮りたいか』。その後に『使用機材』である。何故か。撮影する場所や対象が変われば、レンズや場合によってはカメラ本体も使い分けることになるからである。
小さな花をメインで撮影するとき、1)花粉の粒までわかるように大写しにしたい2)一面の花畑を写したいなど撮影者の意図は色々ある。こういう要求を最も適切にかなえる機材は自ずと決まっていて、前者は接写撮影レンズ(マクロレンズ)、後者は例えば広角レンズといった具合である。
また会社の行き帰りに書類カバンからさっと取り出して撮影したい、三脚を立てて被写体をじっくり狙いたい……このように必要な機材は撮影対象とか使用場面が決めてくれるのである。
自分が撮影したいのは広い画面である。とにかくだだっ広い、水平線や地平線が世界をまっぷたつに分けているような世界。写真家で言えば植田正治さんである。この方は砂丘の広大な空間を舞台に演出写真を撮影した、自分にはあこがれの人である。ちなみにまだ砂丘には行ったことがない。
もう一つ、町中でスナップ撮影したいことである。カメラを握り、歩いているときにちょっとしたシーンを撮る。そういう気まぐれな撮影をしたい。
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