JR東日本 『とき』復活記念!

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Presented by TAKEMI-CCHI 31/Jul/2002

上越新幹線「とき」復活…「あさひ」に代わり

 JR東日本は31日、上越新幹線の愛称「あさひ」を、今年12月1日から「とき」に変更すると発表した。一部運行区間が重複する長野新幹線「あさま」と混同し、乗り間違える乗客が後を絶たないためで、「とき」が5年ぶりに復活する。
 上越新幹線の愛称は、1982年の開業時に一般公募され、停車駅の少ない「あさひ」と各駅停車の「とき」に決まった。97年、東京―越後湯沢間のみを走る新幹線をダイヤに組み入れ、愛称を「たにがわ」と決めた際、かつての在来線特急の愛称でもあった「とき」を廃止した。
 ところが、同年の長野新幹線開業当初から、東京―高崎間で同じ線路を走り、同じホームを使うことの多い「あさひ」と「あさま」が紛らわしいとの苦情が多く寄せられた。このため、上越新幹線が開業20周年を迎えるのを機に改名することにし、「新潟をイメージしやすい名前」(同社)として「とき」復活を決めた。
2002年7月31日付『読売新聞』より

上越新幹線『とき』とは
 今から約20年前、新潟−大宮(後に上野・東京と伸びる)間を2時間で結ぶ、上越新幹線が開業しました。車両の型は200系。東海道新幹線とは違う緑の帯の新幹線は『あさひ』『とき』と名付けられました。『あさひ』は主要駅にのみ停車、『とき』は各駅停車のダイヤに対してつけられています。

上越新幹線 開業時 上り 時刻表(一部)
列車名 新 潟 燕三条 長 岡 浦 佐 越後湯沢 上毛高原 高 崎 熊 谷 大 宮
あさひ190号 6:45 7:00 7:13 7:51 8:11 8:40
とき300号 7:00 7:15 7:28 7:44 8:00 8:16 8:35 8:54 9:10
あさひ100号 7:55 8:19 9:11 9:40
とき302号 8:00 8:15 8:28 8:44 9:00 9:16 9:35 9:54 10:10
あさひ150号 8:45 9:00 9:13 9:40 10:11 10:40
あさひ102号 9:55 10:19 11:11 11:40
とき304号 10:00 10:15 10:28 10:44 11:00 11:16 11:35 11:54 12:10



上越新幹線『とき』廃止間際に撮影
 長野オリンピックに伴う長野新幹線開業。長野新幹線の愛称『あさま』と越後湯沢までの新幹線『たにがわ』開業により、JR東日本は『あさひ』と『とき』のうち、『とき』が廃止を廃止にします。理由は『とき』は各駅停車のイメージが強いため、とされています。これ以降の『あさひ』は、主要駅のみの停車、各駅停車問わず、東京−新潟間の上越新幹線全てのダイヤにつけられた名前になりました。

 しかしながら、長野新幹線『あさま』と上越新幹線『あさひ』では、線路が高崎まで同一、しかもほとんどの駅において同一ホームのため紛らわしく、実際に乗り間違える乗客が後を絶ちません。みどりの窓口にあるJR社員が入力する発券端末にも、入力ボタンに「浅間」「朝日」という記述で間違いを防いでいます。また、下記にあるように、上越新幹線停車駅の約半分がある新潟県の要望もあったかも知れません。  ともかく、これらを受けて、JR東日本は2002年12月1日より上越新幹線『あさひ』を廃止し『とき』を復活させることに決定しました。


新幹線「とき」号復活を目指せ――「とき」への変更64.6%が支持

 新潟県鉄道整備促進協議会(会長・平山征夫 新潟県知事)は10日までに、上越新幹線の利用促進と『とき』の愛称復活を目的に4月、「上越新幹線利用促進検討部会」を設置することを決めた。今後、ダイヤ改正時期などをにらみながら、JR東日本に名称変更を要望していく考えだ。
 『とき』の愛称は1962年、新潟−上野間の特急列車に初めて採用。82年、新潟−大宮間で開業した上越新幹線に引き継がれたが、97年、新潟−東京間は「あさひ」、越後湯沢−東京間は「たにがわ」となり「とき」は姿を消した。
 しかし「県の鳥」の愛称復活を望む県民は少なくない。県が昨年末行った県民アンケートでは、「ときへ変更した方がよい」が64.6%と圧倒的。その理由として「新潟県をイメージできる」「名称変更に合わせた地域振興の取り組みに期待」が9割以上を占めた。

2002年2月11日付『新潟日報』より

名車・国鉄L特急『とき』とは
 上越新幹線にの愛称に『あさひ』と『とき』が選ばれた理由は、人気投票の結果からです。圧倒的1位で『とき』に。『あさひ』は18位でした(18位にもかかわらず選ばれたのは、また新潟県には「朝日連峰」という山脈があり、その沿線として新潟−仙台間に「あさひ」という列車が走っていたこと(ほとんど関わりないですが)の名残と言われています)。  『とき』は上記、引用記事にもあるように、1962年新潟−上野間を4時間40分で結ぶ特急として命名された愛称です。上越新幹線が登場するまで20年間、国鉄の代表的なL特急として活躍しました。  なお、当時は特急のほか、急行・準急も数多く走行しており、新潟−上野を結ぶ電車としては急行『佐渡』があります。(『佐渡』も上越新幹線開業により廃止となりました。)  当初の車両は、(東海道新幹線開業前)東海道線ビジネス特急『こだま』に使用されていた151系の流れを受けた161系。雪国を走ることを想定し耐寒耐雪仕様にした車両です。ちなみに現在の上越新幹線200系も(線路設備も含めて)、耐寒耐雪仕様になっています。


在りし日の特急『とき』/長岡駅にて・撮影日1975年頃

↑写真は161系を改良し、『とき』全盛期の車両である181系。
ボンネット型車両として人気があった。



雪国仕様を強化した183系1000番台(右はL特急)
/リバイバル運転記念発売オレンジカード


↑181系は基本的に東海道線の電車であったため、
雪国仕様は多少施されていたものの、運休が相次ぐ。
それを打開すべく登場したのがこのオレンジカードになっている183系1000番台。
これにより雪によるダウンが少なくなる。

ちなみに雪国仕様の車両としての特長はスカート部。
特に『とき』は雪国を走る電車のその代表格といえるところから
「上越線のクィーン」とも呼ばれている。



ホームに掲示されていた車両停止案内板。たけみっち所有。

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