第41回日本SF大会「ゆ〜con」参加録
written by TAKEMI-CCHI
昨年に続き、今年も参加してきました、SF大会。
昨年に続き、今年も書きます参加レポート。
最後までじっくりお読みいただければ幸いです。
なお、SF大会って何? という疑問につきましては、
拙作「第40回日本SF大会『SF2001』参加レポート」をご覧ください。

2003年開催「第42回日本SF大会『T-con2003』参加レポート」はコチラです。

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各ページへのショートカット : 開会式  企画(その1)  企画(その2)  閉会式

開会式会場 玉泉の玄関
開会式会場 玉泉の玄関に掲示してあった案内
参加者でごった返す受付
実行委員長挨拶
SFファングループ連合会議議長 牧紀子氏と星雲賞受賞社の NASDA 野田篤司氏
「プラテネス」作者 幸村誠氏
日本神話の源、出雲の国で
 今年のSF大会は、出雲の国 島根県八束郡玉湯町 玉造温泉をその地として、2つの温泉旅館を舞台に2002年7月13・14日の一泊二日で開催されました。参加人数は一般参加が700名、スタッフ・ゲストを含めると800名近い人間が、人口一万一千人の町に集まったのであります。人口の一割弱がマニア中のマニアだったわけです。(笑) その一般参加700名のうちの一人ワタクシたけみっちは、羽田発のJAS373便で出雲空港へと出発しました。

 早速いました、SF大会に欠かせない時刊新聞の社員。羽田の段階で社員Tシャツを着ています。見上げたものです。この中にもたくさんの参加者がいるわけです。おそらくいつもはこの便、空席があるんじゃないかなぁって想像できるんですが、今回は満席でした。こんなところに経済効果が。

開会式
 開会式は全員参加、旅館の座敷にオタク700人がすし詰め状態です。開会式のメインはSF大会参加者(予備登録参加者の投票も含める)の事前投票による星雲賞授賞式でした。今年の星雲賞の受賞は下記の通り。

・日本長編部門 ふわふわの泉 / 著: 野尻抱介
・日本短編部門 銀河帝国の弘法も筆の誤り / 著: 田中啓文
・海外長編部門 ノービットの冒険 / 著: パット・マーフィー 訳: 浅倉久志
・海外短編部門 あなたの人生の物語 / 著: デッド・チャン 訳: 公手茂幸
 (投票同数) しあわせの理由 / 著: グレッグ・イーガン 訳: 山岸真
・メディア部門 仮面ライダークウガ
・コミック部門 プラネテス / 著: 幸村誠
・アート部門 寺田克也
・自由部門 H-IIA ロケット試験機1号機 / 宇宙開発事業団 (NASDA)
・ノンフィクション部門 NHK少年ドラマシリーズのすべて / 著: 増山久明

開会式語録
司会者 冒頭:
「参加者700人というのは島根県の人口の0.01%にあたります。島根県の人口アップに一役買って『コレもん』とは一般県民は夢にも思わないでしょう」


星雲賞 海外短編部門受賞・山岸真氏(訳者)の、代理受賞をした大森望氏:
「代理受賞は、受賞作が訳載された河出文庫のアンソロジー《20世紀SF》に多大なご協力をいただき、また、つねにイーガン作品にもっとも的確な書評を書いている大森望さんにお願いしました。 ・・・その代理受賞本人にこういう挨拶をさせるとはいったい何を考えているんでしょうか」
参考URL http://www.ltokyo.com/ohmori/020714.html (大森望氏本人のHPです)


星雲賞 自由部門受賞・H-IIA ロケット試験機1号機
    /宇宙開発事業団(NASDA)からの出席 野田篤司さん:

「H-IIA 1号機 『本人』に 聞いたところ大変喜んでおりました。」 (場内爆笑)
「ただ、『本人』は 第一ロケットが現在、小笠原沖300km南の3000mの海底に沈んでおりまして、残念ながら本日授賞式には参加できないと云うことで代理として参りました。」 (再度場内爆笑)
「今回の受賞についてNASDA広報部に問い合わせたところ『そんな賞もらってくるな』と言われましたので、星雲賞がどんな賞かと言うことを説明したのですが、広報部は『なんだ、怪しい団体の賞じゃないのか? しかも温泉座敷で授賞式とは宴会の余興じゃないのか?』と言ってきましたので、私は言いました。『そうだ、怪しい集団の集まりだ。宴会の余興だ』と。」 (場内割れんばかりの拍手)

会場の一つ、旅館松の湯の女将 松崎節子さん:
「このたび日本SF大会が松の湯で行われると言うことで、挨拶をこういった形でさせてもらっていますが、どんな挨拶をすればよいかと言うことで娘と主人に相談しましたところ『旅館の女将がSF大会で挨拶すること自体がSFだ』と言われて参りました」 (大喝采)
「社員には『SF大会というこんなイベントは、私たちには一生お目にかかれないんだから、仕事をしっかりしながら参加者のみなさんに混ざって、楽しむように』と申しておきました。社員がみなさんの輪に入ることもあるかとおもいますが、どうぞよろしくお願いいたします。」 (大喝采)

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