朝食〜ラスト
 朝食の直後まで企画は続いていたものの、
前日まで仕事で出張していた身にはきついので午前4時には就寝。
数時間の仮眠を取って、入浴に朝食、閉会式までは特に何事も無いままでした。
事があったのは閉会式だったのですが、その閉会式はまず名物企画の「暗黒星雲賞」。

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松の湯での朝食
閉会式が始まる前のステージ
暗黒星雲賞授賞式
会場で見かけたコスプレのお方 (撮影場所は 松の湯玄関)
会場で見かけたコスプレのお方(撮影場所は 松の湯玄関)
閉会式と暗黒星雲賞
 1991年に開催された第30回日本SF大会”i−CON”より始まった、SF大会の開催中、大会の参加者や物や出来事など、何でも気に入ったものに対して賞をあげてしまおうということで始められた賞です。
 同じSF大会内で行われる賞としては他に「星雲賞」や「ファンジン大賞」などがありますが、暗黒星雲賞はそれらとは違い、地位も名誉も権威もありません(笑)。( 暗黒星雲賞公式HP より )


部門受賞対象投票理由
・企画(玉泉)夕食美味しかった。
・企画(松の湯)女将の松崎節子さん挨拶だけでなく 存在自体がSFだった
・ゲストNASDA の 野田篤司さん星雲賞受賞コメントが面白かった。
・コスチュームぬいぐるみのランちゃん可愛かった。
・自由SF大会の盛り上がりにまさしく水を入れた。

 今回の企画部門というのは、2会場に分かれているため、2会場それぞれ印象に残った「企画」に対しての賞なはずなのですが、受賞したのは、 「夕食」と「女将」。(笑) ちなみに、本来の企画として票が入ったのは「もっとすごい科学で守ります」に1票だけだったそうです。

 最後に次回SF大会の実行委員会の代表が挨拶をしたのですが、事はここで起こりました。代表の挨拶中、突然ワタシのほぼ隣の男性が「しつもーん!」と大きな声。
 「以前の予算は3万円台だったが、4万円(ジャスト)になっている。」
 「もっと安くできないのか」
 「これが参加者を少なくしていると思わないのか」
 など、もう独壇場。

 言いたいことは分かりますが、いい加減にしてくれ……と誰もが感じてきても尚、続ける質問者。これに対して司会者の(ちょっと無理矢理の)シメの言葉に合わせて参加者は割れんばかりの拍手で、質問者を封じちゃいました。
 どちらも大人げないと言えばそうですし、意見するのは良いことだと思います。が、もうちょっと場の空気を読みましょうね。

辛口意見
 閉会式の一件が象徴しているのですが、突然割り込んで、自分が語りたいことだけを語り、満足したら去っていく(あるいは吸収されるまで時間がかかる)。こういう人が多かったように思います。
 『SFとコミケット』の部屋でも常連とおぼしき男性が割り込んだりしました。ワタシが宿泊した部屋の相部屋のメンバーも、しかりです。

 いわゆる世間一般からタチの悪いオタクと言われている(ワタシもそう思う) 「かまってくれくれ君」「自分のことしか話さない君」の比率が高く、2回目参加のワタシにとっては、楽しい気分をそがれる時がありました。だって話を合わせようにも合わせられない、全体の会話が全く成立しないんですもの。『SFとコミケット』で米沢氏が話を戻そうと努力していたのも、実はあの企画で印象に残っていることだったりします。

 一年に一回のSFファンのお祭りで、一番楽しみたいのは自分自身というのは分かります。でも、(偏見に満ちた意見かも知れませんが) 周りが楽しくなっているからこそ自分が楽しめる、と言うことは忘れないで欲しいものです。ワタシ自身この先十数年は参加したいこのSF大会ですが、今の気持ちは忘れないでおきたいと思います。

 もう一つはタイムテーブルについて。午後9時から一斉に企画が始まり夜通し行われましたが ( タイムテーブル参照・365KB )、名物企画の時間帯がかぶりすぎていたように思います。タイムテーブルのアヤで物足りなさが残ったのは事実です。スタッフのご苦労は並大抵ではないのは重々承知していますが、全体的な時間が短いのですから、もう少し一部企画は前倒しするとか、人気の高さやテーマが比較的かぶっている企画については、時間をずらして欲しかったなぁ・・・と。

来年に向けて
 昨年大会「SF2001」と決定的に違ったのは密度の濃さです。

 昨年はGAINAXが多く絡んでいたのでワタシにとっては比較的入りやすかったのですが、今年はとても追いつけない濃さでした。 2回目の参加なので人脈も当然ありません。SFにおけるワタシの知識の無さも残念でした。これがSF大会なんだなぁと痛感した良い機会でした。
 これは皮肉でも何でもありません。その「濃さ」は大好きです。いくつか引っかかる点はあったもののとても楽しい大会でした。
 気の合う方達とふれあうことができ、何より第一線で活躍しているSF作品のクリエイター・その関係者と同じ目線で出会うことが出来るSF大会は、来年、栃木県那須塩原温泉で行われます。T-con あるいは T3 と称します。今度は2泊3日。ふれあいの場を多く設けるという話も聞いてますので、楽しみです。(開催終了しました。レポートページはコチラです。「第42回日本SF大会『T-con2003』参加レポート」
 この稿で1人でも多くの人がSF大会に参加してみようという思いを強くしていただけたら幸いです。

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